1999-07-31/08-01
チュートリアル「ドキ山」合宿
場所/山形県上山市古屋敷村 天狗道場
主催/東北芸術工科大学 チュートリアル「ドキ山」+映像デザインコース(http://www.cg.tuad.ac.jp/media-arts/)
「ニッポン国古屋敷村」を見る
この合宿は今年の国際ドキュメンタリー映画祭99にボランティアで参加する学生の交流を深めることと、映画祭事務局の方々と交流を深めるというの二つの目的で、映画祭の年の夏に必ず行われるものである。
私はちなみに今回で3回目。もう常連である。
東北芸術工科大学に13時に集合。大半は車を持たない学生なので何人かのせて上山市古屋敷村へ向かう。
古屋敷村は大学から約30分ぐらいの所にある。四方を山で囲まれ、過疎が進み人はほとんどすんでいない。
午後3時ぐらいから焼肉パーティを初め、6時より「ニッポン国古屋敷村」を見る。
上映時間は約3時間30分。昭和55年の古屋敷村の稲作のことから中心に。炭焼き、村で生活する人へとカメラの視点は拡張してゆく。
そこにあるのはよくある日本の農村の風景なのに、妙に違う世界のように感じられる。
ただ見ている私には「生活する生きてゆくということはこういうことなのだ」という言葉にならない感覚が押し寄せてくる。
あっと言う間の3時間30分だった。
上映後、12モンキーズの元ネタであるフランス映画を見る。こっちのほうが長い感じがした。
そして、恒例の飲み会。学生や社会人が混ざって映画談義やたわいもないことを話し交流を深めたのでした。