1999-08-03-火曜日
トークバトル in 仙台 99


場所/仙台市 ネットU仙台市情報産業プラザ<AER>6F セミナールーム1(A・B)・2(A・B)
主催/東北地域情報サービス産業懇親会 東北データベースソサエティ(http://www.navis.co.jp/todas/) NAVis(仙台ソフトウェアセンター)(http://www.navis.co.jp/


セミナーB Webデザインコース
講師:森川眞行(シリコンカフェ代表 http://www.siliconcafe.com/



macromediaFIREWORKSの使い方とその利点を中心にした説明だった。
またmacromediaFIREWORKSとmacromediaDREAMWEAVERをつかった効率のよいWebサイトの作り方も説明した。
このセミナーに出席して感じたこととして、Webは制作も見せる時もスピードが命であるということである。 ちなみに今までWebで画像を使ったページを制作する時は
1)レイアウトを考える。
2)イメージの作成
3)Illustrator、PhotoShopなど複数のソフトをその都度立ち上げて作業する。
4)最後はエディターでHTML書き、整える

という過程を踏まなければならなかった。
ところがFIREWORKSの登場により複数のソフトを立ち上げ、HTMLを書き整えるという作業を行わなくて良くなったのである。しかもデザイナーの最初のイメージしたモノに近いものがFIREWORKSというソフトを一本使うだけで簡単にできてしまうのだ。
実際セミナーではFIREWORKSの基本的な使い方を説明しながら、さらに今までの作業より進んだツールの使い方を説明していた。
macromediaDREAMWEAVERと連携することでさらに今までのWebの行程をかなり簡略化することができることも説明していた。この説明を聞く限り今までの作業が馬鹿らしく聞こえてしまうほど、このmacromediaの2つのソフトは強力なのだ。

DREAMWEAVERはサイト管理・FTP、そして制作のツールとしてすべての機能を網羅している。FIREWORKSが画面を作るためのツールならDREAMWEAVERはレイアウトと管理するソフトということだろうか?
Webではこの2つのソフトを使うのが今後当たり前になるだろう。そして、Flash4。今回のセミナーではFlash4はまったく触れる時間はなかったがこのFlashを含めmacromediaのWeb3製品が今後、Webの主役になることは間違いない。
ただ、今回のセミナーに参加して強く思ったのは、使いやすいツールであるが故に同じようなデザインがあふれてしまうのではないか? ということだ。
今後のデザイナーの課題はどこで他人と差をつけてゆくかということに結局はなるのではないか。